2010年05月26日

ウェットスーツ補修

冷たい水の中でまたは長時間水の中に浸かっていると体温は冷えてしまいます。また、海の中にはふやけた皮膚で触れたらザックリと切ってしまいそうな鋭い貝殻や、強い毒を持つクラゲなど危険な生き物もたくさんいます。ウェットスーツは身体を温めるとともに、怪我から身体を守るためになくてはならない道具です。

私は深潜りのフリーフォール時は意識を耳抜きだけに集中するためにほとんど目を瞑っているのですが、その時にロープに付着している貝殻に一瞬触れてしまい破ってしまいました。

スキンのウェットスーツは着心地は最高なのですが、丁寧に扱わないとすぐに破れてしまいます。
沖縄の大会で着られるウェットスーツが無いなんてことにならないように気をつけないといけませんね。

ウェットスーツは消耗品とは言いますが、私はずっと修理しながら使っております。
だいぶ年期も入ってきて薄くなってきてしまいましたが、着やすくて愛着もあります。新しいウェットスーツは欲しいけれどガマンガマン。


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『専用の接着剤を塗ったところ』

2010年03月11日

リキッドゴーグル1号

スクーバダイビングに比べれば必要になる道具は少ないですが、フリーダイビング(素潜り)にも道具が必要です。

このゴーグルは海で深く潜る時に使います。
海での深度競技ではとても大きな水圧がかかってきます。スクーバダイビング用のマスクでも潜れるのですが、その場合水圧の変化にともない鼻から空気を出してマスク内の圧力の均衡を保たなければマスクの中が陰圧になるため、潜るにも潜れません。一息で潜るフリーダイビングではせっかく肺にめいいっぱい吸い込んで潜っていく大切な空気をマスクの為に使うというのは、ちょっともったいないですよね。(そんなことを思うのはフリーダイバーだけでしょうか?)

空気は圧力がかかると体積が変わってしまいますが、水の体積は圧力がかかっても変化しません。
ですから、ゴーグルの内側に水を満たせばゴーグルの中の気圧の変化が起こらないというわけです。そして、このリキッドゴーグルは特殊なレンズを使っています。
ゴーグルの内側を水で満たすと、物が見えるのです。

しかし、自分の思いとは裏腹なことに、本来はっきりくっきり見えるはずなんですが、どういう訳か像がぼんやりしてしまいます。
残念ながらリキッドゴーグル1号は失敗作でしたが、次回はもっといいもの作ります!


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『手作り感いっぱいです。』